カテゴリ3連複予想/穴予想
競馬に勝つ為に必要なことは期待値の高い馬を買う事、この1点のみ。
血統も適性も騎手も臨戦過程も全て期待値の高い馬を探すための道具に過ぎない。
そんな期待値の高い馬を探すことだけを考えて情報提供をしているメルマガです。
バックナンバー | すべて公開 | 発行周期 | 不定期 週2,3回 |
---|---|---|---|
ホームページ | »確認する | 読者数 | 100人 |
最新日 | 2017.08.14 | 登録日 | 2017.02.01 |
ドメイン・指定受信・本文にURLがあるメールの受信拒否などの制限をかけている方は、当サイトからのメール(メルマガを含む)を受信出来ない場合がございます。当サイトのドメイン「keibamag.com」を指定受信設定してください。
メルマガの文中の単語によっては意図せず「迷惑メール」に分類されてしまう場合があります。もし届いていない場合は、一度「迷惑メール」のフォルダをご覧ください。もし届いていた場合は当サイトから届くメールを分類しないよう設定をお願い致します。
2017年07月08日
こんにちは、MOTOです。
七夕賞の枠順が確定しましたので
枠順による有利不利を受けそうな馬や展開の予想
また有力馬の騎手がどんな心理で騎乗して、どんな展開になるのか
分析をしながら話していきたいと思います。
まず福島2000mのコースを見ていくと
・スタートから最初のコーナーまで長いので流れが落ち着きやすい
・原則前に行く馬が有利
という特徴があります。
七夕賞の過去10年のデータを見てみても
先行した馬は強いというデータが出ているので
一見すると逃げ・先行馬が有利かなと思いますが
今年はそうならないのではないかと思っています。
逃げ・先行馬に有利にならない原因となりそうなのが
昨年の福島記念を圧勝した マルターズアポジー の存在です。
マルターズアポジーが福島記念を勝った時の人気は7番人気でした。
いわばノーマークで逃げを打てる存在だったので
気分良く逃げることが出来ました。
その結果、圧倒的な人気に推されたゼーヴィントを抑えて
勝利することが出来たわけですが
マルターズアポジーはその後も小倉大賞典を4番人気ながら圧勝
小回りコースでは相当に強い逃げ馬である
という事を世間に知らしめる結果となりました。
今回はゼーヴィントが一番人気にはなると思いますが
おそらくマルターズアポジーも2,3番人気あたりの
高い人気での出走が予想されます。
当然、ノーマークで出走できる立場になく
ゼーヴィントやヴォージュ、マイネルフロストといった有力馬は
マルターズアポジーを最後に交わせるタイミングで
仕掛けを打ってくるはずです。
マルターズアポジーは小倉大賞典で1000mの通過タイムを57.5秒という
超ハイペースで逃げているようにスローに落とすタイプの逃げ馬ではないので
マルターズアポジーがハイペースで飛ばす中
前を捕まえられるタイミングで有力馬が仕掛けてくるとなると
かなり前に負荷のかかる展開になります。
この予測から1番人気濃厚のゼーヴィントはかなり難しいレースを強いられそうです
福島コースの重賞を2勝しているように
ディープインパクト産駒の割には機動力があり
小回りで持ち味を発揮するタイプではありますが
今回は福島記念と違ってマルターズアポジーを無視できない立場で
レースをしなくてはいけないので
捕まえに行くタイミングが早すぎると自滅する可能性もあります。
条件戦を連勝している ヴォージュ も難しいレースになりそうです。
ナカヤマフェスタ産駒の特徴は分かりませんが
父親であるステイゴールドから推測すると
なし崩しに脚を使うよりもある程度タメが利いた方が
力を発揮出来そうなタイプで締まったタフな展開になると
不安要素が大きくなると言えます。
となると展開の利を得る可能性が高いのが差し馬です。
今回のメンバーの中で最も実績がある馬といえば スズカデヴィアス です。
勝負騎乗には定評のある横山典弘騎手が
上手く流れを読んで最後ドンピシャのタイミングで差してくる
という事は十分に考えられますね。
スズカデヴィアス以外の差し馬を探してみると
前走のエプソムカップで上がり3ハロン最速の脚を見せた バーティーイーグル
3歳時は末脚を武器としてオープンクラスを戦っていた フェルメッツァ
なども見逃せない存在です。
また出走馬全馬の前走の4コーナーでの順位を見てみると
12頭中9頭が5番手以内という偏ったメンバーに構成になりました。
前走4コーナーで6番手以下にいた馬は3頭いる訳ですが
そのうちの2頭がスズカデヴィアス、バーディーイーグル
最後の1頭が1枠1番に入った パドルウィール です。
近走は全くといっていいほど走れていませんが
昨年の金鯱賞では2着に入った通り秘めた力はあります。
凡走を続けたことでハンデが54kgまで減り
ロスの少ない最内枠での競馬が出来る点から
復活の条件としては整っており変えるタイミングですね。
もう1頭後方からレースをするであろう馬が
大外枠に入った ソールインパクト です。
ソールインパクトは前走、前々走と2400mのレースを使っており
今回は距離短縮で速いペースでのレースとなります
ハイペースが濃厚であることを加味すると
先団でレースをすることは難しく、後方からの競馬になるでしょう。
大外枠なので中途半端に前につけて外を回るよりも
内のポジションを取れるくらいメリハリの利いたポジショニングを取ってしまえば
枠順の不利を覆して好走という事もあり得ます。
大野騎手は割と大胆な騎乗をするので
ソールインパクトのレースぶりにも注目ですね。
例年は枠順が大きくものを言う七夕賞ですが
今年の七夕賞は枠順よりも展開が大きな鍵を握りそうです。
マルターズアポジーがそれほど飛ばさず
緩いペースで逃げて前々の馬で決着する可能性はありますが
そうなると堅い決着になることが必至なので
ハイペースに張って馬券を買った方が面白そうですね。
展開はレースが始まってみないと分からないわけですから
期待値の高い展開に張った方が断然効果があります。
是非、攻めてみてください。